しっかりと睡眠をとっているのに、なんだか昨日の疲れが残っている。
睡眠の質など、もちろん様々な要因が重なっているのかもしれません。しかし、これらの現象に枕の高さが大きく影響を及ぼすことが分かっています。
人間は眠っている時、ほとんど動かずに朝を迎えます。睡眠時間と言えば、6時間から8時間程度が理想とされていますが、これは1日の内1/4から1/3の時間に匹敵します。
つまり、1日の1/3近くを同じ体勢で過ごす事になりますので、その時の体勢が身体に大きく影響を及ぼすことは間違いないと言えるでしょう。
という事は、枕の高さというのは一歩間違えると、自身の首や肩に大きな負担をかける事になりますので、きちんと考えて選ぶ必要があるという事が分かりますよね!?
今回は身体にとって最適な枕の選び方をご紹介していきたいと思います!
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枕の高さは高い方がいい?低い方がいい?
重要な枕の高さですが、そもそも高い枕がいいのか?それとも低い枕がいいのか?
結論から言ってしまえば、高すぎるのも低すぎるのも良くない!というのが正解のようです。それぞれのデメリットをみていきましょう。
高すぎる枕
こちらは、肩こりの原因になりやすいと言われています。人間は立っている時、足の上に真っすぐに頭が伸びていますよね?では、高い枕をしている時の人間の顔の位置はというと…体はベッドに平行にあるのに、頭だけが前方に大きく曲がっている。という何とも不自然な状態になる事が分かります。
つまり、起きている時にはしないような角度に首が曲げられ続けるので、当然のように首や肩が痛くなり、毎日繰り返されることで慢性的な肩こりに悪化していく。という事が起こります。
肩こりの原因として「姿勢が悪いから」というのを耳にする事があると思います。
高い枕で寝る。という事は強制的に姿勢を悪くしているのと同じこと。自分で自分を肩こりしやすい体勢に持って行ってしまう事になりますので注意が必要です!
低すぎる枕
高いのがダメなら。と低めの枕を選んでしまいがちですが、枕が低すぎると頭や顔の老廃物が上手く排出されずに、朝の顔がパンパンに腫れるなど、むくみの原因になってしまいます。
こちらもまた、決して身体にとっていい影響を及ぼすとはいいがたいですね。
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自分にあった枕の高さを見つけよう!理想の枕を見つける方法!
じゃあどんな枕を選べばいいの!?と思った方に、理想の枕を見つける方法をご紹介しましょう。
理想の枕の高さというのは、何cm。という事ではありません。自身が通常立っている時の姿勢に近い状態に首の角度を調整できる高さを言います。
厳密に調べようと思えば、枕の専門店に行けば、きちんとその人に合った高さや硬さの枕を選んでもらう事が可能です。自分で選ぶにせよ、お店で選んでもらうにせよ、目安として、現在使用中の枕が高すぎるのか低すぎるのかを把握しておく事が大切です。
簡単にチェックする方法として、枕に頭を置いて寝転がった時の自身の目線を基準にしてみてください。枕に頭をあずけたまま、目線を自身の真正面に向けてみてください。
どこが見えましたか?
自分の身体や足先が見えた方は、その枕は高すぎます。頭側の天井が見えた方は低すぎます。
寝ている位置の天井と目線がバッチリ合った方は、高さ的には問題が無いと言えるでしょう。簡単なセルフチェックですが、自身の頭の向きが顕著に分かりますので、十分な判断基準になるはずです。まずは現在の枕の高さを調べてみる事から始めましょう!
まとめ
毎日当たり前のように寝ていた枕が、こんなにも体に影響を及ぼしていたなんて驚きですよね!?確かに、1日の内のかなりの時間を過ごす姿勢なので、大切なのは納得ですね。
なぜか朝起きると首が痛い方、顔がむくむ方、ご自身の枕に横になって、枕の高さをチェックしてみましょう。そこに原因が隠れているかもしれませんよ。
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