市販されているバターの代表的な形状として思い付くのは、長方形の紙箱に入っている姿ですよね。開けてみると、銀色の紙に包まれたバターが入っている。昔からの定番のスタイルではないでしょうか?
しかし、このバターを一体なぜ紙で包んであるのでしょう!?
バターの上手な保存方法として良く言われているのが、空気に触れさせない事。そうすることで酸化を防いで、美味しい風味を保つ事が出来るんですね。
となると、市販の紙の箱や銀の紙の包装は、使いかけのバターを保存するのには不向きのような気すらしますよね!?つまり、長期保存を目的の包装では無く、あくまで捨てやすいエコな包装技術として、昔から変わらず販売されているようですね。
では、バターを美味しく保存するには?
バターケースなどの容器に移し替えて保存したり、ぴったりとラップでくるんで、タッパーに入れておくのが最適なようです。
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上手なバターの保存!タッパーに入れる時は個分けにして…
バターを容器に移して保存する場合、オススメしたいのが冷凍保存です!
バターを冷凍!?と意外に思った方もおられるでしょう。
実は、開封してしまったバターは賞味期限に関係なく、早く食べきってしまわなければいけません。だいたい2,3週間を目安に食べてしまいたいところ…そこで、長期的に保存する場合は、冷蔵庫よりも冷凍庫での保存の方が適している事が分かったんです。
冷凍する場合、カチカチの塊になってしまいますので、きちんと切り分けてから冷凍するようにしてくださいね!小さな塊に分け、手間でも1つずつラップにくるんで、密封のタッパーなどで保存するようにしましょう。
バターは、とにかく空気に弱い性質を持っているので、すぐに酸化し味や風味が落ちてしまいます。冷凍だけでなく、冷蔵保存の場合にも一度に手早く切り分けてから、小分けに包んで保存することをオススメします。
そうすることで、本来の美味しさを保ちやすくなりますよ。
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驚きのバターの保存方法!水に入れて…
上に紹介した保存方法以外に、私たちの常識には無い発想で、バターを保存する方法があるようです!その方法とはなんと、水に入れてバターを保存する。というもの。
にわかに信じがたかったのですが、どうやらフランスなど海外ではポピュラーな保存方法だそうです。バターの酸化を防ぐのに、究極の最善策と言われれば納得できる気がしますよね。
本来の水中保存のやり方は、常温で行うものらしく、そうする事でいつでも柔らかいバターが食べられるというメリットがあるんですね。
ただ、日本のように湿度の高い国では、この方法はリスクが伴う気がしてなりませんが、一応それ専用のバターケースも市販されています。
バターベルという物で、底に水を入れた物に、バターの表面が浸かるように保存するだけ。水は3日に一度、綺麗な冷水と交換してあげればOKだそうです。
なんだか勇気のいる保存方法の様な気はしますが、寒い季節であれば試してみる価値はあるかもしれません。対応できる気温は27度と思ったよりも高めでした。
とにかく酸化を防ぐ。という点で言えば、水を入れたタッパーに入れて冷蔵庫で保管するというのを試しておられる日本人の方もおられるようですが、早めに食べ切る事を前提としてならば、悪くはないのかもしれませんね。
気になった方はぜひ試してみて下さい。くれぐれも食中毒などには気をつけましょう!(笑)
まとめ
紙の箱で販売されているバターがまさかこんなにも空気に弱いとは驚きました。
市販時は、ピッタリと包装された上にきっちりサイズの箱に入っているので、気密性が極めて高いんですね。開けてしまったら容器に入れ替えるのが正解です!
世界には色々なバターの保管方法があるようですが、安全第一。風味第二で保存するようにしましょうね!
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