台風といえばコロッケ…なぜ生まれた!?笑ってはいけない真相!

みなさん、“台風コロッケ”ってご存知ですか?

台風が近づくとスーパーでコロッケの売れ行きが増加したり、ネット上でも「台風だ!コロッケ買って帰ろう!」などという書き込みが増える…という現象です。

え?なぜ??ですよね。

そこで今回は、この“台風コロッケ”について「何となく周りも言ってるから知ってる」「なんでだろう?と思いつつも何となく台風と聞くとコロッケを買ってしまう」という方のために、その風習の生い立ちを探ってみたいと思います。

探っていくうちに、あの有名企業との関係性が明らかに…!?

是非、最後まで読んでみてください。

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 遡ること18年!ふとした書き込みが今に続く台風コロッケの元ネタとは?

そもそも「なぜ、台風といえばコロッケなの??」と疑問に思う人も多いと思います。

この風習は決して昔からある日本の風習…というわけではなく、ネット上で伝わる風習・・・ネタのようなものです。

事の発端は、遡ること18年前、2001年に台風11号がきたときのこと。当時大流行していた2ちゃんねるのニュース速報板での1つの書き込みでした。

「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」

この書き込みを見た人達が「コロッケ食べたくなってきた」と賛同する人たちが続出。

「自分も買ってきました」という書き込みをする人達がたくさんいました。

更に、台風=危険 といった感覚になる状況に反し、このような書き込みはあまりに平和すぎると感じた人も多かったようで、そのギャップも相まって多くの笑いを誘ったようです。

それをきっかけとして、“台風=コロッケ”が定着していきました。

ちょっとびっくりですよね。

それ以降、台風がくるならコロッケを買ってこよう!という“風習”となり、スーパー等では台風が近づくとコロッケの製造を増やすようにまでなっていきました。

そのうえ、それまで台風が近づいてくるとよく売れるものとしては、レトルトの食品やカップ麺などの保存がきく非常食のようなものだったり、災害対策となるシートや懐中電灯などだったのに対し、“台風コロッケ”が風習となってからは、実際、イオンさんの一部の店舗でコロッケが完売してしまったこともあるようです。

災害対策グッズを抑えての売れ行きということでしょうか。

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 台風コロッケ現象を真面目に分析してしまった「日立」のその後

そんな“台風コロッケ”に関して、2013年にソーシャルデータの活用分析の事例として、「風が吹けば、コロッケが飛ぶように売れる」と大々的に新聞記事として打ち出し、「コロッケ」をキーワードに投稿を収集し分析した結果を発表した企業が存在しました。

それが日立システムズという会社でした。

その新聞記事を見た人達は「もう2001年からずっと続いている風習なのに…」と“今更なんでわざわざ分析なんかしたんだろう”という、失笑にも近い反応を示していました。

ツイッターでもその分析結果は話題となり、日立システムズは少し恥ずかしい思いをする結果となってしまいました。

まとめ

これまで「台風=コロッケ」とよく耳にはしていたけど、その理由や、いつからできた風習なのか?等、疑問に思っていた人も少なくないのではないでしょうか。

その真相は、一言の書き込みから始まったものだったんですね。

何の気無しにインターネットに書き込んだ一言が、一つの風習にまでなってしまうなんて、何だかすごいですよね。

台風の時にコロッケを買う、食べるということが特に縁起が良いわけでも何でもないと知りながらも、次に台風が近づいてきた時には、やはりついついコロッケを買いたくなってしまうのでしょうか。。。

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