バターとマーガリンの違いは？値段の他に何が違うの？

料理のアクセントなどに欠かせないバター！しかし数年前からその値段は高騰しており、いつでも常備しておける食材♪では無くなろうとしていますよね。節約主婦にとっては、どうしても必要かと言われると買うのを悩んでしまう食品の１つではないでしょうか？

それに比べると、比較的安値で安定して手に入るのがマーガリンですよね！？ほとんどの商品に「バター風味」などの記載もあり、極めてバターに近い物が多数販売されていると思います。

では一体なぜ、高い値段のバターが売れるのか？マーガリンではいけない理由は何なのか？今回はバターとマーガリンの違いについて説明していきたいと思います！

バターとマーガリンの比較！味や風味は…

そもそもバターとマーガリンは、元となる原材料が違うため、似ているようで全く別物。という事になります。

バターは「牛乳」が主原料で、マーガリンは「植物性油脂」が主原料となっています。

乳脂肪で出来ているか、油脂で出来ているか。文字に書いてみると、全く違う性質の物だという事が一目で分かりますよね。

どちらも、脂肪分80％以上で出来ているので、ほとんど「乳脂肪」か「植物性の油脂」を食べているという形になります。

そうなれば、もちろん味や風味にも差が出てきて当たり前。食べ比べてみると、意外とその差は歴然としています。

バターは発酵バターなら特に、独特なとても良い香りを持っています。味は有塩と無塩で大きく異なりますが、やはり「こってり」や「まったり」という言葉がしっくりくるでしょう。

一方のマーガリンは、バター風の香りがする物が多いですが、本家のバターには風味では勝てません。味はバターよりもあっさりとしており、サンドイッチなどに使っても、他の具材の邪魔をせずに美味しさを引き立ててくれます。

同じように思われがちですが、実はきちんと違いがあったんですね。高くてもバターを買うのは、バター独特の風味が好きな方なら当然の選択なのかもしれません。

では我が家のように、マーガリンをバターの様に使用する。のは間違っているのでしょうか？いえいえそうとも限りませんよ！

基本的に料理中の目的において見れば、80％以上が脂肪分で出来ていることに違いはないので、支障をきたす事は無いんです。

料理だけでなく、バターを多く使うお菓子やパン作りにも同じことが言えて、バターでしか作る事が出来ない物。はそう多くはありません。

ただし、先ほどの違いの部分で説明した通り、やはり「香り」すなわち「風味」は、バターとマーガリンでは大きく差が出てしまいます。ですから、バターの風味を最大限に活かした料理には不向きと言えるでしょう。

例えばクロワッサンなんかは、生地と生地の間が全てバターなので、バターの風味が命ですよね？そういった場合は惜しまずバターを使いたいところです。

代用レシピとして向いているのは、食材その物の味がしっかりとしている物や、他の味付けで少しのまろやかさのためにバターを使用するような物が良いでしょう。

反対に、バターだとこってりしていて…という方は、マーガリンに替えてみると、どんな料理も案外あっさりと食べられるのでオススメですよ♪

結論、マーガリンで代用する出来る料理は「バターその物の味や香りが表に出ない物」ならなんでもOK！ということになります。

そもそもの原材料が異なっている事をご存知なかった方もおられるのではないでしょうか？

マーガリンは多量に採ると、身体に良いものでは無いという説もありますが、それはバターにも言える事では無いでしょうか？

肝心なのは、適量を使い、摂取するということですよね。

意外と役に立つマーガリン、家計の味方になってくれること間違いなしですよ！