ネクタイを締める機会は、ビジネスシーンだけではありません。
お葬式の際は、ブラックフォーマルスーツに白いシャツ、黒い靴や黒いネクタイとされています。
お葬式のネクタイは黒無地であることがマナーで、刺繍やデザインが入っているもの、光沢のある素材もタブーとなります。
ですが、宗教によってはネクタイの色が黒ではない場合もありますので事前に確認するようにしましょう。
そして、お通夜に出る際は、出勤した後に訃報を聞いてそのままお通夜に出るという機会も出てきます。
ダーク系のスーツであれば、ブラックフォーマルでなくてもOKと言われています。
スーツを購入することは難しいですが、100均では黒無地のネクタイが売られていますので、黒ネクタイや黒靴下などの小物は購入しても良いでしょう。
就活の際に最もベーシックな結び方として、プレーンノットをご紹介しましたが、葬儀の際の結び方もプレーンノットがベーシックでおすすめの結び方になります。
ですが、就活の際に作ったほうが良いとされていたディンプルは、葬儀の際は作ってはダメです。
結び目の下のくぼみは、ネクタイを立体的に見せて華やかさを演出する為なので、葬儀の際は作らないと覚えておきましょう。
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まずはネクタイの結び方で一番簡単な「プレーンノット」を覚えよう!
【プレーンノット】
ネクタイの結び方で一番ベーシックなのがプレーンノットという結び方です。
ネクタイを締める時や外すときに一番ネクタイに負担がかからない結び方となるので覚えておきましょう。
まずはネクタイを首にかけて、幅の広い大剣を上にして交差させます。
重ねた大剣を幅の狭い小剣の裏側へ回して、裏に回した大剣を前に巻き付けます。
大剣を内側にくぐらせて、巻き付けた際にできた輪の部分に通し、大剣を引くと結び目がきゅっと小さくなります。
小剣を引きながら結び目を上げればプレーンノットが完成します。
ゆるく結んでしまうとだらしなく見えてしまい、好印象を与えることはできませんし、Yシャツのボタンを開けて結ぶのもダメですのでしっかり上まで閉めましょう。
ネクタイを結ぶ際に、ネクタイにくぼみをつけて立体感をつけるテクニックをディンプルと言います。
大剣を内側にくぐらせて、巻き付けた際にできた輪の部分に通した際に、大剣の真ん中に指を入れてM字を意識してくぼませてメリハリをつけましょう。
基本的な結び方をマスターしたら次にネクタイの色選びです。
大統領や総理大臣も、ネクタイの色選びには神経を使っているといわれているほど、相手に与える印象が違ってきます。
赤いネクタイは、情熱的な印象を与えることが出来て、自己主張できる色として就活生に人気です。自己PRしたい時に選びたい色であり、積極性をアピールできます。
知的なイメージ、まじめさをアピールしたいときにお勧め色が青いネクタイです。
オバマ大統領も青いネクタイを積極的に締めていて、知的で冷静なイメージを与えることが出来ますので金融系の就活生に人気です。
緑は安心感を与える効果があり協調性をアピールできる色、ピンクは女性受けが良く美容業界の就活生にお勧めです。
グレーのネクタイを締めている就活生を見かけますが、グレーのネクタイは個性が消えてしまい、若々しさという印象を与えづらいためおススメ出来ません。
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正面からじゃわかりにくい!ネクタイの結び方を動画つきで解説!
就活中の方は、今まで馴染みのなかったスーツに身を包み、ネクタイを締める機会が多くなりますね。なんとなくネクタイを締めているという方もいるのではないでしょうか?
就活をする上で、経歴や学歴も重要ではありますが、実際見た目ってものすごく重要です。
これから就活に励むという方も、身だしなみについてもう一度しっかり理解しておきましょう。
リクルートスーツの基本色は、ブラックの他にダークネイビーやダークグレーの3色です。
黒のスーツを選んでいる方が多いですが、実は「黒=喪服」を連想させ良いイメージを持たない面接官もいらっしゃいます。
知的で上品に見えて真面目に見えることが条件の職種には、ダークネイビーがおすすめですが、ダークグレーは日本人の肌に合う色と言われています。
面接の際に注意したいのがストライプ柄のスーツを避けるということです。
色々な職種がありますが、濃いストライプや太目のストライプは印象が悪いと感じる面接官が多いです。
スーツの印象だけでなく、ベルトの色と靴の色を合わせるという基本的な着こなしも見られていますよ。
まとめ
冠婚葬祭の際も就活の際も基本的なプレーンノットを覚えておけばOK。ということがわかりました。
最初はうまく結べなくても、毎日練習することで上手になってきます。
面接に挑む前には髪型や服の乱れのチェックの他に、ネクタイの歪みや緩みにも注意してチェックしましょう。
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