贈り物をいただいた際、どうやってお礼の気持ちを伝えたらいいか迷いますよね。
お世話になっている方からだと尚更悩んでしまいます。
そんな時おススメなのはお礼状を送ることです。
大切なことは、「感謝の気持ちを伝える」ということです。
感謝の気持ちを皆さんが持っていたとしても、相手には伝わらないからです。
皆さんもどなたかに贈り物をする時があると思います。
そんな時、贈り物を受け取った際、相手がどう思ったか気になったことはありませんか?
きっと相手も同じ気持ちを持っていると思います。
相手の気持ちを想像しながら、是非お礼状を送ってみましょう。
今回はお世話になっている方へのお礼状の文例をご紹介したいと思います!
これからお礼状を送ろうと思っている方、是非参考にしてみてください!
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丁寧な気持ちが伝わる!贈り物のお礼状を手紙で書く
電話一本で簡単に済ます人も増えている中、手紙を出すと丁寧な気持ちを伝えることができます。
可能であれば手書きで書くことをおススメします。
手書きの手紙は、手紙を出した人の温かさを相手に伝えることができるからです。
手間だと思うかもしれませんが、受け取り手の印象が格段に違います。
さらに、お世話になっている人との思い出話なんかも入れるとさらに喜ばれますよ!
また、便せんや封筒にもこだわると、さらに気持ちが伝わります。
たくさんの種類の便せんが出ているので、相手のことを思いながら選ぶのも楽しいですね。
手紙を出す時にまず皆さんが悩むのが、時候の挨拶ではないかと思います。
時候の挨拶とは季節のことに触れつつ、相手を気遣うためのものでもあります。
時候の挨拶のほんの一例を春夏秋冬に分けてご紹介します。
・春(向春の候、春暖の候、日差しも柔らかく等)
春風が心地よいこの頃、お元気でいらっしゃいますか。
・夏(深緑の候、初夏の候、梅雨も明けて等)
猛暑の日々が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか。
・秋(残暑の候、秋の夜長、さわやかな秋風等)
実りの秋を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
・冬(初冬の候、厳冬の候、今年もわずかとなり等)
朝夕冷え込むようになってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
いかがでしょうか?
季節を入れて、相手を気遣う言葉を組み合わせるだけで、自分のことを気遣ってくれているということが伝わってくると思います。
これらの時候の挨拶を入れつつ、過去の出来事の感謝を入れた手紙の一例をご紹介します。
○○様
拝啓
やわらかな春の風を感じる季節になってきました。
○○様におかれましては、その後お変わりないでしょうか。
先日は素敵な贈り物をお送りいただきまして有難うございました。
とても嬉しかったです。お心遣いに感謝いたします。
○○の頃は何かとご迷惑をお掛けしたにもかかわらず、いつも私のために親身に相談に乗っていただいたこと感謝しております。
おかげさまで、変わらず元気にしております。
近いうちにまたお会いできましたら嬉しいです。
季節の変わり目ですが、ご自愛くださいませ。
感謝をこめて。
敬具
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手紙より素早く出せるのが利点!贈り物のお礼状をはがきで書く
- 普段手紙を書く習慣がないからハードルが高い。
- 便せんや封筒を選ぶのも苦手だな。
なんて思う方には、はがきをおススメします。
はがきは手紙に比べると気軽に書けますし、お礼の気持ちだけを伝えることができます。
そう聞くとかなりハードルが下がったのではないでしょうか。
また、お礼は時間が経って伝えるよりも、早く伝えた方が良いとされています。
素早く出せるということが、はがきの大きな利点だと思います。
はがきでお礼状を書いた場合の一例をご紹介します。
拝啓 寒い日が続きますが、お変わりございませんでしょうか。
このたびは素敵な贈り物をお送りいただきまして有難うございました。
とても嬉しかったです。いつも細やかなお心配りをいいただき心よりお礼申し上げます。
寒さはまだ続くようですので、どうぞお身体を大切になさってください。
略儀ながら取り急ぎ書中にて失礼いたします。
有難うございました。
敬具
また、ハガキは官製はがきで問題ないですし気負う必要はありません。
書くスペースも少ないのでお礼のみで簡単に済ませることができます。
まとめ
かしこまりすぎると変によそよそしくなってしまいますよね。
それに、せっかくお礼状を書いたのに、感謝の気持ちが伝わりにくいということにもなりかねません。
お礼状を書く相手との距離を考えながら書くようにしましょう。
手紙にしろはがきにしろ、お礼状を送ると「ありがとう」の感謝の気持ちが心に響いて残ります。
忙しい現代だからこそ、手紙やはがきを活用して人同士の繋がりを強くしていきましょう。
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