石鹸シャンプーの手順を見ていると、石鹸からリンス・トリートメントに至るまで、すべて家にあるようなもので済ますことが出来ています。
誰が使っても安心な成分で美髪ケアができるということで、小さいお子さんがいる家庭でも実践できます。
固形石鹸を使わず、市販されている石鹸シャンプーを使用する方は、セットで売ってるリンスをライン使いすると良いでしょう。
使用方法は多くのものが高濃度のクエン酸液のため、お湯で薄めて髪にかけるタイプとなります。
お酢やクエン酸などで髪を中和できれば、石鹸が脂肪酸に変化し髪質改善に一役買ってくれます。
キシミが取れない場合は、完全に中和されていないということなのでリンスを加えるだけでOKです。
石鹸シャンプーは、お酢やクエン酸で髪を弱酸性に戻す作業が必要だと説明しましたが、パーマやカラーをすると髪がアルカリ状態になっています。
石鹸シャンプーもアルカリですから相性が悪いので、カラーをして石鹸シャンプーをすると色が落ちてしまったり、本来の色とは違ってしまったりします。
もしカラーをしても石鹸シャンプーを続けたいと思っているなら、カラーをヘナに変えると相性は悪くないという意見も出てるので試してみてください。
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話題の石鹸シャンプーの効果とは?基本的な使い方と注意点!
安価に購入できる石鹸で、手を洗った
り洗顔したりする他に、シャンプーとして使用しているという方も増えています。
髪のダメージが気になる方や、薄毛、白髪が気になる方の中でも石鹸シャンプーが話題となっています。
固形石鹸のほかにもドラッグストアでは、石鹸成分で作られている石鹸シャンプーが売られています。
薄毛は男性の悩みであるというイメージが強いかもしれませんが、女性でも薄毛に悩んでいる方が増えていて、遺伝やストレスの他に食生活の乱れや間違ったヘアケアなども影響していると言われています。
石鹸シャンプーを使用するのに向いている方は、刺激に弱い敏感肌の方や脂性肌の方です。
石鹸シャンプーは、一般のシャンプーの中に入っている化学製品による刺激が少ないので敏感肌の方にもおすすめですし、洗浄力が強い石鹸シャンプーを使うことで、毛穴に詰まった皮脂も除去してくれるので、毛穴が詰まって毛が細くなってしまっている方、毛根の働きを邪魔してしまっていることが原因の薄毛に対して、効果を感じやすくなるという声も多いです。
基本的な石鹸シャンプーの方法ですがいくつか注意点があって、手順を間違えたりすると扱いづらく感じたり効果を感じにくく続かないという意見もあります。
【ブラッシング】
シャンプーを始める前に、乾いた髪をブラッシングし絡んだ毛をほぐしたり地肌汚れを事前に取り除きます。
ブラッシングをすることで石鹸シャンプーの泡立ちに差がつくので、きちんとブラシで髪をとかします。
【お湯で汚れを落とす 】
38℃くらいのお湯で、しっかりと頭皮と髪についた汚れを落としていきます。
【石鹸シャンプーを泡立てる】
頭皮や髪への摩擦を防ぐために、泡立てネットなどを使いしっかりと泡立てます。
【洗髪する】
泡で地肌から髪全体を洗っていきます。
【洗い流す】
石鹸カスを残さないようにしっかりと洗い流します。
シャンプーブラシなどをつかってしっかりと洗い流しましょう。
【リンス】
お湯で薄めたお酢やクエン酸リンスを使ってリンスをします。
石鹸シャンプー後のキシミに驚く方が多く、扱いづらさを感じてしまいますが、リンスを使うことで指通りは良くなります。
【トリートメント】
タオルドライをして髪を乾かす前に、オリーブオイルやはちみつなどでトリートメントをしてから乾かすことで、ドライヤーの熱から守ります。
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石鹸シャンプーで抜け毛が増えたという人も!?使い始めは状態を見ながら
石鹸シャンプーや注意点に気を付け、手順を守ることで美髪になれるという口コミが多い一方で、抜け毛が増えたという情報も目にします。
肌に優しくて、薄毛のケアのためにやっている石鹸シャンプーで抜け毛が増えるのは嫌ですよね。
抜け毛の原因としては、石鹸の強い洗浄力が乾燥を招いてしまったり、キューティクルがアルカリ性に対して開いてしまったままの状態となり、髪が痛み切れ毛や抜け毛の原因となったり、石鹸カスが残ってしまい毛穴つまりを起こしてしまっているなどが考えられます。
乾燥肌で乾燥によるフケが発生した際には、石鹸シャンプーを諦めるかオイルなどで保湿してあげることが大切です。
キューティクルが開きっぱなしにならないようにリンスでケアをしたり、石鹸カスが残らないように気を付けることにも注意しましょう。
まとめ
短い髪の方や、髪本来の力を引き出したいと思っている方、脂性や敏感肌の方、髪のボリュームが欲しいと思っている方に石鹸シャンプーはおすすめです。
しかし、乾燥肌の方やカラーやパーマをあてている方には、石鹸シャンプーはおすすめできません。
リンスをしっかりすればキシミも取れますが、ロングヘアで髪が膨らむという方は洗いにくさ、扱いづらさを感じることも多いようですね。
ヘアケア商品にもいくつものブームが来ており「ノンシリコンじゃないとダメ」というような方もいらっしゃいますが、長い髪の場合には無理に石鹸シャンプーを使用するよりも、シリコン配合のシャンプーやトリートメントを使用したほうが、キレイな髪を保てる可能性が高いです。
石鹸シャンプーが良いという意見は多く出ていますが、石鹸シャンプーのメリット・デメリットをしっかり理解して始めてみましょう。
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