乾燥肌の人にとって、冬はつらい季節ですよね。外では冷たく乾燥した外気にさらされて、家の中やオフィスなどの室内でもエアコンによって、ただでさえ水分を失いやすい肌がどんどん水分を失っていってしまう…という人も多いのではないでしょうか。
乾燥がすすむと、肌のバリア機能が失われて敏感になり、色々な肌トラブルも起こってしまいます。そうなる前に、日頃のスキンケアを見直して、先回りした乾燥予防対策をすることがおすすめです。
また、乾燥肌さんにとって最強プチプラアイテムと言われているニベアクリームも、ただやみくもに塗っても乾燥を防ぐことはできません。
そこで今回は、日頃のスキンケアから週末など時間があるときにおすすめのニベアクリームを使ったスペシャルスキンケアまで、乾燥を徹底的に防ぐ方法をご紹介していきます。
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乾燥肌の原因を洗顔から見直したら…
乾燥肌の対策に大切なのは、肌を清潔に保つことと十分な保湿です。
肌が乾燥するから洗顔をしない、という人もいるかもしれませんが、その方法は逆効果かもしれません。というのも、肌の表面に汚れがついた状態では、肌に必要な水分や栄養が十分に届かないからです。
夜きっちり洗顔しているから、朝は何もしなくて大丈夫、と思うかもしれませんが、夜寝ている間も汚れは意外とついているものです。
例えば、ナイトクリームは油分が多目に含まれているものが多く、肌が吸収しきれなかった余分な油分は時間が経つと酸化して肌トラブルの原因となってしまいます。なので、やはり乾燥肌の人でも朝の洗顔は必須です。
それでは次に、洗顔の方法について見ていきましょう。
まず朝の洗顔ですが、32度くらいのぬるま湯を使いましょう。熱くもなく冷たくもない温度が肌に低刺激で、汚れも落ちます。
洗顔料を泡立てネットなどで泡がテニスボールくらいの大きさになるくらいまで泡立てます。手をひっくり返しても落ちないくらいのモコモコの濃密な泡を立てましょう。その泡でやさしく顔を包み込み、小鼻の周りなどベタつきが気になるところだけ優しく泡を転がします。
肌が乾燥しすぎてピリピリしているときは、泡を顔に乗せるだけでも十分です。洗い流すときは、髪の生え際やフェイスラインまでしっかりと泡を流しましょう。
最後にタオルでやさしく顔を包み込んで終了です。洗いたての肌は無防備な状態なので、タオルで顔をこすって刺激を与えないようにしてくださいね。
夜の洗顔も、基本的には朝の洗顔と同じですが、乾燥を防ぐために朝洗顔の行程にもう1ステップ、マッサージを追加しましょう。
クレンジング→洗顔→マッサージの順番です。お風呂場で湯船につかりながらマッサージクリームでマッサージするのがおすすめです。
友人も乾燥肌でずっと悩んできましたが、この工程をなるべく毎晩追加することで、乾燥が気にならなくなったそうです。マッサージクリームは各メーカーからいろいろ出ていますが、プチプラだとちふれのマッサージクリームが人気ですね。
マッサージは優しい力で3分間行いましょう。中心から外側に、下から上に、優しいタッチで、が基本です。くわしいやり方はこちらのページに載っていますので参考にしてみて下さいね。
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乾燥肌向けのスペシャルスキンケア方法
毎日の洗顔を見直して毎晩のマッサージを習慣づけることで、乾燥肌はかなり改善してくると思いますが、ここでは更に、時間があるときにお勧めのスペシャルケアについてお伝えしていきます。
プチプラで人気のニベアクリームを使ったパックで、クレンジング・洗顔のあと、湯船につかりながら行います。
方法はとても簡単です。まずニベアクリームを顔全体に厚めに塗ります。顔が真っ白になるくらい厚めに塗るのがポイントです。目に入らないよう、目の周りは避けてくださいね。
そのまま10~15分くらい湯船につかってリラックスしてください。その後、湿らせたタオルで優しくクリームをふき取り、ぬるま湯で顔を洗い流したら終了です。
このパックのポイントは、何といっても湯船につかりながら行うことです。そうすることで蒸気がスチームの役割を果たしてくれて肌が柔らかくなり、体全体の血行が良くなることで必要な栄養が肌のすみずみまで行き渡ります。
ただ、ニベアクリームは油分が多く含まれているので、毎日するのではなく週に1回くらいの頻度で行うのがおすすめです。週末など時間があるときにお風呂にのんびり浸かってリラックスしながら行ってみてくださいね。
まとめ
カサカサした肌ではメイクのノリも悪くて困ってしまいますよね。でも、毎日のスキンケアに少し気を配るだけで、乾燥はかなり改善できます。
乾燥をそのまま放っておくと悪循環になりますが、早期に対策することで、冬の寒さにも負けない健康なしっとり肌を作ることができます。
丁寧な洗顔と毎日のマッサージ、そして週に一度のスペシャルパックの合わせ技で、今年こそトラブル知らずのしっとり肌を目指してくださいね。
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