オリーブオイルと聞くと、美容健康効果の高いヘルシーな食用油というイメージがあると思いますが、実は今、食用だけではなく、スキンケア用のオリーブオイルが注目を集めています。
オイルはベタベタするのでスキンケアに取り入れるには扱いづらい印象がありますが、コツさえつかめば案外簡単に取り入れられます。
また、とても多機能で、クレンジングから毛穴ケア、マッサージに美容液がわりにと、肌の悩みに応じて幅広く活用できます。
その中でも今回は、肌のお悩みでもっとも多い毛穴ケアに絞って、スキンケア用のオリーブオイルの使い方や食用のオリーブオイルでも代用はできるのか、といったことについてお伝えしていきます。
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オリーブオイルを顔につける前にチェック!食用はオススメできません!
オリーブオイルは主成分のオレイン酸が酸化しにくく、ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分も含んでいるので、美容健康効果が高いと言われていますが、食用のものとスキンケア用のものとは何が違うのでしょうか?
両方とも、オリーブの実を絞ってできたオイル、ということに変わりはなく、オレイン酸やその他の抗酸化成分、美容成分などは食用とスキンケア用にそこまで違いはないようですが、一番の違いは製造方法です。
食用のオリーブオイルは、栄養価や味を重視して作られています。オリーブの風味や香りを楽しめるように、オリーブの実の果肉などの細かい不純物が目には見えないくらいのサイズで残っている場合もあります。
それに対してスキンケア用のオリーブオイルは、肌なじみをよくするように作られ、肌トラブルが起きないように肌の刺激になりそうな不純物はきれいに取り除かれています。
高価なエキストラバージンオリーブオイルだから食用だけどスキンケアにも使いたい、とついつい思ってしまいますが、かえって肌トラブルの原因になってしまうこともあるので注意してくださいね。
やはり、スキンケアにはスキンケア用に作られたオリーブオイルを使うのがおすすめです。
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オリーブオイルで顔をマッサージする時はやさしく!頻度は「週1回」が目安
スキンケア用のオリーブオイルを手に入れたら、さっそく肌悩みに応じて使ってみましょう。今回は、肌のお悩みでもっともよく聞く毛穴の黒ずみ対策にスポットを当てていきます。
クレンジングを普段通りしてメイクを落とした状態からスタートしましょう。まずは、毛穴が気になるところに蒸しタオルやスチームをあてて毛穴を開きます。
スチーマーをお持ちの方はそれを使うのがいいでしょう。湯船につかりながら蒸しタオルをあてるのもおすすめです。
毛穴が開いたら、オリーブオイルを手のひらに取り、毛穴の気になるところにのばして、小さな円を描くようにクルクルとやさしくマッサージします。
この時、強い力でこすると肌の刺激になってしまうので、汚れを浮かせるようなイメージでやさしくマッサージしてくださいね。
30秒ほどやさしくマッサージしたら、蒸しタオルやティッシュでオイルを軽く押さえます。顔にやさしく触れるように押さえるだけで十分です。
ゴシゴシとこするとせっかく浮き上がった汚れをまた毛穴に押し戻してしまうので、やさしく押さえましょうね。
そのあとは通常通り洗顔しましょう。毛穴が開いた状態なので、収れん効果のある化粧水をコットンでパッティングして毛穴をひきしめることが大事です。
週に1回を目安に行えば、少しずつ黒ずみが改善されると思うので、「やさしく」を心がけてマッサージしてみてくださいね。
まとめ
スキンケア用のオリーブオイルは、美容成分が豊富に含まれていて肌なじみがよく低刺激と利点がたくさんあります。肌のお悩みに合わせて正しく使って、オリーブオイルの美容効果をぜひ体感してみてくださいね。
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