昔は、相撲は男くさいイメージがありましたが、今若い女性の間で相撲がブームになっているんです。相撲を生で見に行く女子も多いようです。
そこで今回は、初めて相撲を見る人でもわかるように、気になる疑問を解決していきます。
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名前の大きさが違う!相撲の番付の人数は
相撲が行われるようになったのは、奈良時代からと言われています。
宮中行司として毎年7月頃に近衛符などから強い人を選び、天観相撲を行なっていました。
しかし明治時代に入ると文明開化で、相撲や日本の伝統文化が危機に陥ります。
その時の天皇、明治天皇により天観相撲が繰り返し行われ、今の大相撲になりました。
そもそも番付とはどんな意味があるのか調べてみました。
番付とは大相撲における順位表のようなものになります。
大相撲の番付には横綱、大関、関脇、小結、前頭があります。前頭の下の十両、幕内でも番付表には載ることが出来るのです。
ただし十両より下の力士ですと「同」と表示されます。
文字の大きさは力士の階級を表しています。
文字が大きければ大きいほど、階級が高いことがわかります。
そのほかにも行司、理事、主任、審判員など様々な人が番付表には載ります。
上の画像を見てみますと、横綱が1番大きい字で書かれているのがわかります。
その次に大関、関脇、小結と少しずつ字が小さくなっていきます。
しかし、前頭から十両、幕内は全て前頭と表示されるようになっています。
相撲をテレビなどで見ていると、名前は横綱白鵬なら、白鵬と呼ばれますが番付表にはフルネームで書かれています。
白鵬なら白鵬 翔と書かれているのがわかります。
横綱白鵬に下の名前があるのを知っている人は少ないのではないでしょうか。
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相撲の番付で給料が?上と下ではどのくらい差があるのか
大相撲で勝ったら賞金をもらえるのはわかりますが、給料があるのは知っていましたか?
実は給料は幕内だけでなく、横綱にも支給されるのです!
給料は月給制になっており、十両以上の力士に支給されます。
十両以下の力士には給料がありません。
- 横綱 約280万円
- 大関約230万円
- 三役(関脇、小結)約170万円
- 幕内 約130万円
- 十両 約100万円
これは基本給のようなものになり、そこに一般的に言う「手当」がいくつかつきます。
1 出張手当
十両以上の力士に支給される手当になり、3・7・11月の場所で、それに×35日分支給されます。
宿泊費5000円~8000円、プラス日当1000円~3000円になります。
なので1ヶ月にもらえる出張手当は、最低でも21万円もらえる計算になります。
2 本場所特別手当
- 横綱 20万円
- 大関 15万円
- 関脇、小結 5万円
1場所につき、それぞれこれだけ支給されます。
※幕下力士にも15万から7万円支給され、幕下力士にとってはこれがお給料になります。
3 褒賞金
場所ごとに支給されるもので、勝ち越しなどで基本が加算されていく仕組みになっています。
褒賞金は減ることがなく増える一方になります。
- 横綱 60万円以上
- 大関 40万円以上
- 関脇、小結、幕内 24万以上
- 十両 16万以上
これらは最低金額になり、相撲界で有名な白鵬などはもっと大金をもらっていると思います。
4懸賞金
勝てば懸賞金一本あたり3万円受け取る事ができます。
1試合で多い場合、30万円ほどもらえることもあります。
基本給のほかにこのような手当がつくので、横綱になれば月にかなりの額の給料がもらえる事になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思っている以上の給料をもらっていて驚きましたね。
初めて番付を見る方もこれで少し理解しながら見てもらうことが出来ると思います。
これを機にもっと相撲好きが増えるとよいですね。
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