リサイクルショップで見る着物の「訪問着」とは?ご説明します。

リサイクルショップではメジャーな「着物」ですが、一体どんな着物まで取り扱ってくれるのか知っていますか?

色留袖、訪問着、振袖、色無地、はては浴衣まで、いろいろ種類がありますよね。

着物の知識を覚えておけば、よりお得にリサイクルショップで買い取ってもらう事ができるかもしれません。

そこで今回は、リサイクルショップに置いている着物について詳しく調べてみました!

スポンサーリンク

リサイクルショップでメジャーな着物「振袖」との違いは既婚でもOKな点!

リサイクルショップで多く扱っている着物、普通に買うより安く買えるのでお得感がありますよね。

そんな着物ですが「振袖」と「訪問着」と種類があるのはご存知でしたか?

まず訪問着とは未婚、既婚関係なく着ることが出来る着物で、おしゃれな着物が多く、特徴は襟から肩につながった絵羽模様(絵柄が一枚につながっている)になっています。

また、着物の格式は略礼装になるので、結婚式のお祝いや入学式、社交的な場など幅広く使える着物です。

振袖とは未婚女性の第一礼装で、名前の通り振るほど長い袖を持つ着物とされております。ちなみに振袖には振袖、中振袖、小振袖と3つの種類があり、袖が長いほど格が高いと言われています。

訪問着との違いは、唯一未婚の女性だけが着る事が出来るのが振袖になります。

では既婚者は振袖を着るのはありなのでしょうか。

基本的には無しになりますが、20代で若く結婚したなんて方もいると思います。

そんな方は振袖を着て行っても、周りのひとからは違和感は感じないかもしれません。

しかし、家族や親戚などから見れば違和感があるので、成人式などに着ていきたい場合は家族に事前に相談して決めるといいでしょう。

今の時代、既婚者は絶対振袖を着てはいけない、なんて事はそこまで無いので既婚者の方でも卒業式や成人式には着て行っても構わないでしょう。

最近ではあまり気にしない方が多いので、既婚者だから振袖が着れない!と深く考えなくても大丈夫な場合が多いです。

どうしても悩んでしまう場合は、訪問着を着ていくのがおすすめです!

スポンサーリンク

リサイクルショップでわかりづらい着物の「単衣」は裏地なし!季節の境目に

そもそも着物には季節によって素材がかわり、「袷」、「単衣」、「夏物」に分けられています。

袷(あわせ)

透けない半ものに、裏地をつけて仕立てた着物の事をいい、10月から5月頃まで着るのが一般的になります。

単衣(ひとえ)

袷と同じ半ものに、裏地をつけないで仕立てた着物の事をいい、6月と9月に着るのが一般的になっています。なぜかって、袷だと暑いからです。

夏物(薄物)

夏物は「梠(ろ)」や「紗(しゃ)」といった透けるものや「麻」といった夏物に裏地をつけないで仕上げた着物の事をいいます。

最近では季節に関係なく、裏地の無い単衣を着ている方も多くいます。

昔と違い最近は春場でも暑い日が多かったり、秋を過ぎても少し暑かったりと季節の温度変化も大きいので、あまり考えすぎないで気軽に着てもいいと思いますよ。

リサイクルショップで着物を購入する場合は「袷」、「単衣」、「夏物」をきっちり把握して買うと失敗する事はないですよ。

まとめ

着物や振袖にはそれぞれきちんと意味があるのは知らない人が多かったと思います。

振袖は袖の長さで高級感がわかるので、いい振袖を着たい方は長い振袖を選ぶのが重要になってきます。

既婚者の方が着る着物もちゃんと決まりがあるので、これを参考に注意しながら着るといいかもしれませんね。

リサイクルショップで着物を購入する際は、これらを注意しながら自分に合った着物をゲット出来るといいですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする