捨てられない着物！リメイクしてかわいい小物の作り方

日常で着物を着る機会ってなかなかありませんよね？タンスの肥やしになってしまっている方も多いと思います。しかも洋服よりもデリケートな分、カビや虫対策をしなければならず、意外と維持が大変ですよね。

だからといって、その着物には思い出が詰まっているかもしれません。そう簡単には捨てられないですよね。

そこで、着なくなってしまった着物を使って可愛い小物を作ってしまえば、思い出をギュッとコンパクトに残すことが出来るので、悩んでいる方にはオススメですよ♪

着物のリメイクと聞くと、ちょっと敷居が高そうなイメージですが、簡単に作れる物もけっこうあるんです！今回は、初心者さんでも大丈夫な、着物リメイク小物をご紹介しますね。

こちらは、とにかく簡単！ただし、使う布の量がとても少ないので、何かを作った端切れで作られる事をおすすめします。今どきは、１００円ショップでもくるみボタンキットを販売している時代なので、本当に手軽に楽しめるリメイクと言えるでしょう。

くるみボタンより大き目に丸く切った端切れでボタンを包み、端を中に入れ込んで、金具を上からしっかりと閉じるだけ。ハサミとくるみボタンがあればＯＫです。

初めての方は、くるみボタンを上手に作るキット付きの物で試してくださいね。

のれん！？と思った方。これが簡単で意外とお洒落な物が出来るんです。着物を２，３㎝幅に切り込みを入れて、そこから手で細長く裂いていきます。作りたいのれんの長さに合わせて長さは調整して下さい。

あとは、突っ張り棒に1本ずつ好きな間隔を開けながら結び、反対側の布も端から１０㎝程度の所で一結びしてください。こうする事で適度に重心が下にさがります。

意外とお洒落なのれんになるので、試してみて頂きたいです。

上記の２つは、縫う事すらしていないので、本当に簡単に作る事が出来ます。思い立った時に挑戦してみて下さい。

始めると楽しい着物のリメイク！小物の作り方と、おすすめの教室

和柄の小物をつくる事に、真剣に取り組んでみたくなった方で、初心者の方や裁縫に自信の無い方は、教室に通ってみられるのをオススメします。1人で始めると、どうしても挫折してしまい、完成までに至らない可能性があります。

やはり、出来た時の嬉しさを体験しないまま、着物を捨ててしまうのはもったいない！
簡単な物から教えてもらえますので、少し習っただけでも、そのレパートリーは一気に広がりますよ。

「ティッシュケース」に「ペンケース」、「スマホケース」に「巾着」、「がま口」など、女性の身の周りの物は意外と一通り作れてしまうかもしれません。

各都道府県に、様々な教室があると思うので、ご近所で通いやすい教室を探されるのがベストですが、初めて教室を探す時は、単発で参加できるものをオススメします。

もしも向いていなければ辞められるというメリットと、1回の講座で１作品完成させることが出来る講座なので、難易度も低いというところがポイントです。やはり何事も初めが肝心。

成功体験をすることで、人は成長する生き物ですからね！（笑）

自分で作るのは難しい！と諦めてしまった方。着物を捨ててしまうのはまだ早いです！
着物を送って、リメイクを依頼する事が出来るのをご存じでしたか！？思い出の着物を、プロの手で洋服へと変身させてもらいましょう！

色々な業者がありますし、着物の生地や完成品のドレスの形式などによっても大きく値段が異なります。
調べてみたところ、35,000円～100,000円まで、実に様々な価格帯でした。

着物を洋服にしてもらうのには、作り手のセンスがカギを握ります。各企業がホームページなどに作品例を掲載していますので、自分の好みに合う所を探して、まずは見積もりをしてもらいましょう。

大切な着物です。少し値段は張りますが、大切に着る物と思えば惜しくありません。思い切って依頼してしまいましょう。

着物を処分してしまう前に、いくらでも救済措置があるという事がご理解いただけたでしょうか？今回ご紹介していないリメイク方法もたくさん存在します。

意外な物に変身できるので、その着物、もう一度ぜひ活躍させてあげて下さい！