赤ちゃんの様子を見ながら!離乳食初期の量と献立のポイント

生後5~6ヶ月経つと、そろそろ離乳の時期ですね。母乳やミルクが中心の生活から、大人と同じようにご飯を食べられるようになるための大事な準備期間です。

歯が生えたり、味覚の感覚が備わってきたりと、月齢ごとにめまぐるしい早さで成長していく赤ちゃんに合わせていくのは大変ですよね。

特に離乳に初めてトライする初期は、どういうものを食べさせればいいのか戸惑うことも多いかと思います。

そこで今回は、離乳食初期におすすめの献立やちょうどいい量について、お伝えしていきます。

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簡単に出来る!離乳食初期の献立!

はじめて離乳にトライする時期は、赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めてみてくださいね。

また、昨日まで母乳かミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんがいきなり離乳食に切り替えることはできないので、母乳やミルクは欲しがるだけあげて大丈夫です。

離乳食は、火を通してなめらかにすりつぶした状態のものをあげるようにしましょう。

最初はおかゆをすりつぶしたものから始めてみて、慣れてきたらすりつぶした野菜も試してみましょう。野菜は、にんじんや大根、かぼちゃなどが栄養も豊富でおすすめです。

野菜はまずやわらかくなるまで煮てからすりつぶします。そして、お湯や野菜スープなどでのばせば野菜ペーストの完成です。

多めに作っておいて、製氷皿に入れて冷凍しておくと便利です。冷凍した場合は、1週間くらいで使い切るようにしてくださいね。

離乳を始めて1ヶ月くらい経って、すりつぶした野菜にも慣れてきたら、今度は白身魚をすりつぶしたものにも挑戦してみましょう。
またこの時期には、離乳食の回数も1日2回に増やしてみましょう。

白身魚は、切り身を用意します。身が白くなって中までしっかりと火が通るまでゆでたら、ザルなどに取り出して、骨・皮などを取りのぞいて身をほぐします。

そして、すりつぶしてからお湯でのばしたら、白身魚ペーストの完成です。
このまま野菜ペーストと同様に、製氷皿で1週間冷凍保存ができます。赤ちゃんにあげるときには、水溶き片栗粉で少しとろみをつけてあげると食べやすいようです。

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離乳食初期に役立つ!そうめんの使い方

離乳食の強い味方であるそうめんは、離乳を始めて1ヶ月くらい経った頃くらいからあげるのがいいでしょう。
便利なそうめんですが、注意点がいくつかあります。

そうめんを離乳食として使う時は、ゆでた後に必ず流水でしっかりと洗ってくださいね。そうめんには塩分が含まれているので、そのままだと赤ちゃんにとっては塩分過多になってしまうためです。

ゆでる時間も5分くらいと、大人が食べるときよりもかなりやわらかめにゆでて、水洗いした後、すりつぶします。
すりつぶしたそうめんペーストは製氷皿に入れて1週間ほど冷凍保存することができます。

最後に、そうめんは小麦を含んでいるので、赤ちゃんによってはアレルギー反応が出てしまうことがあります。

初めてあげるときは、1さじずつ様子を見ながらあげて、赤い発疹やまぶたの腫れ、下痢などいつもと違う症状が出たらすぐに病院に連れていきましょう。

そうめんペーストは、色々な野菜ペーストや白身魚ペースト、だし汁や野菜スープなど、どんな食材とも相性がいいのでとても便利です。

一つの食材にかたよらないように、バランスよく色々な食材を取り混ぜて作ってみて下さいね。

まとめ

離乳をいざ進めるとなると、どんなものをあげればいいのか戸惑いますよね。

また、ほかの子と比べて離乳がうまく進まなくて気持ちが焦ることもあるかもしれません。ですが、それぞれの赤ちゃんの発育具合が違うのと同じように、離乳の進行ペースも本当に人それぞれです。

周りと比べて焦らずに、マイペースに楽しんで離乳をすすめていきましょう。

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