子どもは可愛いですが、可愛いだけの天使ではありません。
ウンチもするしおしっこもするし、すぐに泣き出すし、夜は寝てくれないし、育児というのは本当に大変なものです。
もし最近イライラが収まらず爆発してしまいそうだ、と感じているのならそれは育児ノイローゼかもしれません。
育児ノイローゼというのは、一般的には育児中になるうつ病のことを言います。育児中のストレスが溜まっていくと、だんだんとうつの症状が表れます。
- 急に悲しくなったりクヨクヨしたりしてしまう。
- 子供をかわいいと思えない。
- 子どもの声や泣き声に、耳を塞ぎたくなる。
- ちょっとのことでイライラする
などの症状が出ていたら要注意です。
また完璧主義だったり、真面目な性格のお母さんはなりやすいようです。
もちろん育児ノイローゼの原因は、ママの性格的なものだけではありません。
ホルモンバランスの変化や赤ちゃんの性格、子育ての環境など様々な要因が重なることで育児ノイローゼは引き起こされます。
つまり育児ノイローゼは誰でもなる可能性があるのです。
今回は育児ノイローゼにならないための対処法と、もしなってしまった場合どうしたらいいのかについてお伝えしたいと思います。
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つらい育児ノイローゼ…夫との離婚を考える前に!
なぜ育児ってイライラしてしまうのでしょうか?
それは常に子どもの都合に合わせて動かなければいけないからです。自分の思うように動けないことにイライラします。
お母さんだってたまにはゴロゴロしながらテレビを見たり、スタバでゆっくりお茶を飲んだり、洋服を買いに行ってオシャレを楽しんだりしたいと思うのは当然のことです。しかし小さな子どもがいるとなかなかそういった時間をとることができません。
毎日子どもに振り回される生活をしていればストレスが溜まって当然です。
また育児中は子どもだけでなく、お父さんに対してイライラしてしまうお母さんもたくさんいます。家に帰れば自由に動ける旦那を見て、自分だけが犠牲になっていると思ってしまうのです。
ついイライラを旦那にぶつけてしまい、夫婦げんかに発展してしまうこともあるでしょう。
育児ノイローゼが原因で離婚してしまう夫婦もいます。
そうならないためにも、定期的に自分の時間を作ってみてください。
最近ストレスが溜まっているなと感じたら、旦那やおじいちゃん、おばあちゃんに子供を預けて友達と会いに出かけたり、美味しいものを食べたり、ショッピングをしてみましょう。
もし旦那や家族に預けるのが難しい場合は、ファミリーサポート、認定こども園の一時保育、ベビーシッターを使うのも1つの方法です。
「母親なのにそんなことしていいの?」と不安になるかも知れませんが、育児で大事なのはお母さんが1人で抱え込み過ぎないことです。
適度に「お母さん」をお休みすることで、育児に余裕が持てるようになりますよ。
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育児ノイローゼをやわらげるには周りの協力が必要!オススメの相談先3つ
育児ノイローゼだなと感じたらだれに相談すればいいのでしょうか?
もちろん旦那や家族など身近に親身になって相談に乗ってくれる人がいればいいですが、旦那も仕事が忙しかったり、実家も遠かったりするとなかなか難しいですよね。
そういう時は育児の相談を専門にしているところに連絡してみましょう。
お勧めの相談先は3つです。
①子育て支援センター
自分が住んでいる地域の市役所などの子ども課や福祉課に聞くと、子育て相談を案内してくれます。ほとんどの市町村には「子育て支援センター」があるので、そこで相談してみましょう。
②育児について相談できる電話窓口
育児の悩みを専門に聞いてくれる電話相談窓口があります。
- ママさん110番
社会福祉法人「日本保育協会」による育児相談です。
電話番号:03-3222-2120
受付時間:月曜~金曜 10時から16時まで - エンゼル110番
森永乳業が運営している民間の育児無料相談です。
妊娠中から小学校入学前までの子どものことなら何でも相談に乗ってくれます。
電話番号:0800-5555-110(フリーダイヤル)
上記が利用できないときは、03-3798-8230
受付時間:月曜~土曜日 10時から14時まで - 寄り添いホットライン
こちらは子育てだけではなく、夫婦関係や親子関係などいろいろなことが相談できます。
電話:0120-279-226(フリーダイヤル)
受付時間:24時間
③近所の保育園
一時預かりをしている保育園などは、たとえ子どもが通っていなくとも子育て相談に応じている場合が多いです。実際に毎日子どもたちと接している保育士さんが相談に乗ってくれるので頼もしいですね。
まとめ
育児ノイローゼになると情緒不安定になったり、無気力になったり、夜眠れなくなったり、うつのような症状が出てきます。
育児ノイローゼにならないためにも、1人の時間を作るようにすること、また1人で抱え込まず誰かに相談することが大事です。
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