料理の風味づけに欠かせない食材「にんにく」。どんな料理にもアクセントとして使えるのですが、翌日の事を考えると、毎日使って良いか悩むタイプの食材でもありますよね!?
我が家でも、わりと日持ちするイメージで常温に放置していたので、いざ使おうと思った時に芽が出てしまっていて、中身がしなびていた!という失敗も何度か繰り返していました。
玉ねぎのように、風通しの良い所にぶら下げて保存しておけば、常温でもしばらくは大丈夫なのでしょうが、我が家に風通しの良い所など無く…真夏の暑い時期には、とりあえず。と思い、冷蔵庫へ避難させていました。
すると、1カ月経っても、入れた時の状態で元気に待っていてくれるんです!
不思議に思って調べてみたところ、にんにくは、温度が高いと芽が出てしまい、湿度が高いと傷みやすくなってしまう。という事が分かりました。
冷蔵庫に入れるだけでも効果はありますが、にんにくをより良い状態で長持ちさせたい場合は、にんにくを1つずつ新聞紙で包み、冷蔵庫内での臭い移りを防ぐために、ジップロックなどに入れてきっちりと蓋をしておきます。これで、にんにくの天敵である湿度(水分)から守ってくれるので、より元気なまま長期保存が可能という訳です。
にんにくの保存に適した温度は0℃~6℃と言われていますので、チルド室など、温度の低い所に入れてあげれば、なおベストなコンディションと言えるでしょう。
この状態であれば、個体差はあるものの、2か月近く持たせることが出来ます。
2か月で使い切る自信はないです。という方には冷凍保存もオススメです。
房ごとに分けて冷凍しておけば、使いたい時に取り出して、凍ったまま調理する事が可能です。
調理時に使いやすいように、刻んだ物やすり下ろした物も、きちんと密閉してやればそのまま冷凍する事が可能です。
ご自身の使い方に応じて、保存の仕方を工夫しておけば、いざという時にいつでも使えるので本当に便利ですよ♪
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にんにくを長く保存するには芽を出させないのがポイント!!
気温の高い所に置いておくと、「芽が出る」とお伝えしましたが、芽が出てしまったにんにくは、もう食べられないのでしょうか?
芽が出たにんにくは、決して腐っている訳ではありませんし、身体に害がある。という訳ではありません。従って、「食べても問題は無い」というのがこの質問の答えになります。
ただし、芽が出てしまったにんにくというのは、その発芽のために蓄えていた栄養素を全て使い果たしているため、本来の香りや味が落ちてしまっている。というデメリットがあります。最終的には水分も抜けて、シワシワになっていきますし、そこまでなる前には食べてしまいたいところですよね。
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にんにくを美味しく保存!オリーブオイル漬けは使い方色々!!
にんにくの保存方法として、様々な物に漬けておく。という方法もあります。
「味噌」や「お酢」、「醤油」などと仕込んでおけば、日持ちするだけでなく、それぞれの調味料が美味しいにんにく調味料に変身しますので、一石二鳥という訳です。
中でもオススメなのが、にんにくと相性抜群のオリーブオイル漬け!
にんにくの香りの付いたオイルは、パスタやソテーなど何に使っても、料理の味と香りを引き立ててくれます。
皮をむいた状態で、そのまま漬け込んでも良いですし、よりにんにくの風味を味わいたいのであれば、みじん切りにしてから漬けておくのも良いでしょう。
生のまま、サラダなどに掛けて食べても美味しいのですが、その場合は、漬けるオイルを「エキストラバージンオイル」にしておくことをオススメします。
まとめ
にんにくを長期保存する方法がたくさんある事が分かって、安い時にまとめ買いするのが怖くなくなりました。ただ日持ちさせるだけでなく、料理をワンランク上の仕上がりにしてくれるので、調味料との合わせ技が個人的にはオススメです。
常温に置いてあるにんにくがある。という方。ひとまず冷蔵庫に入れておけば、どうするかゆっくり考える時間はありそうですね!
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