人生の中で、1、2位を争うであろう大きな買い物。つまり、ほとんどの人はマンションや家を購入するなんて、一生に一度あるか無いかの大仕事ですよね。
物件の値段やローンの年数で大まかな計算は出来たとしても、初期費用など実際のところ、どの程度の出費がかさむのか…購入を決断する前に、きちんと理解してから契約に臨みたいですよね!?
今回は、マンション購入に係る諸費用について、詳しくご紹介していきます!
マンションを購入。とは言え、売り手にとっても買い手にとっても、高額な商品である事に違いありません。当然のように、契約や実際に購入するまでには踏まなければ行けないプロセスが存在します。
マンション購入時に掛かる費用として代表的な物として「申込金」・「手付金」・「頭金」の3つが挙げられます。
「申込金」というのは、購入する意思があるという事をお互いに共有するための、初期の初期に必要になってくる費用です。同じ物件に応募者が多数居た場合などには、抽選に参加する参加費のような扱いにもなってきます。金額としては、数万円から30万円くらいが相場とされています。抽選に外れたり、購入をキャンセルした場合には返還されるものなので安心してくださいね!
「手付金」と「頭金」に関しては、同じような認識を持っておられる方が多いかもしれませんが、手付金は頭金の一部とする契約が一般的なので、そのように認識されているようです。
簡単に言えば、建物が完成したり、引き渡される前に自身が支払う部分の総額を頭金と呼び、その内、契約の段階で先に支払うのが手付金ということです。
注意して頂きたいのが、広告などの宣伝文句で「頭金ゼロ!」というものがあります。
あくまでゼロなのは頭金であり、手付金は必ず発生する費用ですので覚えておいてくださいね。
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いくら用意すれば良いの?マンション購入時の手付金と諸費用
では、必ず支払わなければならない「手付金」その相場はどのくらいなのでしょうか?
手付金の金額は、売買価格の20%が上限とされており、1番多いケースが売買価格の5%~10%と言われています。こちらは物件によって異なりますので、事前に確認しておくと安心ですよ。
今まで紹介してきた費用以外に諸費用。とされるものが必要になってきます。
この諸費用が意外と掛かるので把握しておきましょう。
内訳としては実に細かく分けられており、全てを把握するのはなかなか難しいところですが、登記に掛かる費用や修繕積立金、事務手数料など、全てを含めて諸費用と呼ばれています。
諸費用の相場は、新築の場合で物件価格の4%~7%で中古の場合は6%~10%とされています。元の物件価格が大きいのでパーセンテージは低いようですが、馬鹿にならない数字だという事は念頭に置いておいた方が良いでしょう。
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誰もいない!マンション購入の保証人
お金を借りる時など、様々な場面で見かける「保証人」という文字。親や兄弟ならば頼むことも可能かもしれませんが、頼む方も頼まれる方もなんだか気が重いのが本音ですよね…
マンション購入の場合は、現金で支払って購入するのであれば保証人は必要ありません。
そして意外にも、ローンを組む場合も必ず保証人が必要!という訳ではなかったんです。
保証人が見つかれば話は簡単ですが、誰も該当しなかった場合には、大きく分けて2つの方法でローンを組む事が可能です。
保証人が必要ない住宅ローンを利用する
そんなのでお金を借りて本当に大丈夫!?と思った方もおられるはず。しかし、住宅金融公庫が出している長期の住宅ローンにも保証人が必要無いプランがあります!
保証会社を利用する
保証会社とは簡単に言えば、保証人の代わりになってくれる会社です。ただし、保証会社に保証してもらうためには、少々厳しめな審査があるようです。ただ、この審査に通らないのであれば、先々の事をもう一度考え直してみる必要があるかもしれませんね。
まとめ
ローンでマンション購入。と思っていても、意外と初期費用が掛かってくることがお分かりいただけたでしょうか?
保証会社の審査でも落ちる方がいるようですが、初期費用をきちんと払ったうえで、本当に自分一人で返済する事が出来るのか?目の前の事だけでなく、長い先の人生を見据えて考える必要があるのかもしれません。
無理のない範囲で夢の物件購入を成功させてくださいね♪
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