玉ねぎの保存で悩む「夏」…ちょっとの手間で差をつける!

1年を通して安定して手にはいる玉ねぎ。どんな料理に入れても美味しいですし、健康にもとても良いので、無くてはならない存在ですよね!

玉ねぎは長期間置いておける。という大きなメリットも持っています。(新玉ねぎや赤玉ねぎは、水分を多く含むため保存期間は長くありませんので、ご注意ください)

風通しが良くて、涼しい所に置いておけば、常温保存で1か月以上。長ければ3ヵ月以上はもつ場合も少なくありません。

玉ねぎの保存において唯一困る季節と言えば梅雨から夏にかけて。特に近年は気温がグングン上がっており、家の中で涼しい場所を確保する事が困難になってきました。

実は、玉ねぎを保存するうえで最適な温度は0℃~5℃とされていますので、夏場は到底不可能な温度。ということが分かりますよね。

では、夏に玉ねぎを長く保存する方法は無いのでしょうか?

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湿気軽減ワンポイント!冷蔵庫で玉ねぎをおいしく保存する方法

気温が低いのを好むのであれば、冷蔵庫にしまってしまえばいい!と簡単に考えがちなのですが、冷蔵庫保存には向いている野菜と向いていない野菜があるんです。

最初にお伝えした通り、玉ねぎを長く保存できる環境として「風通しの良い場所」という点がありましたよね?それには理由があり、玉ねぎは湿度が高い所では一気に傷みやすい食材へと変化してしまうんです!適した湿度は50%~70%と言われています。

冷蔵庫の野菜室というのは、野菜を乾燥させないために湿度が90%程度で保たれるようになっていますので、玉ねぎにとっては非常に辛い環境ということになります。

そんな湿気に弱い玉ねぎを冷蔵庫で保存する方法とは…

新聞紙に包んで冷蔵庫へ

玉ねぎを冷蔵庫に入れる際に、1つずつ新聞紙で包みポリ袋にまとめて、口を軽く閉めてから入れるようにしてください。そうすれば、新聞紙が余計な湿気を吸収してくれるので、玉ねぎを過度な湿度から守ることができるんです。

この方法で1カ月程度は保存が可能になるでしょう。

※ポリ袋の口をキュッと閉め切ってしまうと、中に湿気がこもってしまいますので、あくまで空気が通れるように軽く閉めるのを忘れずに!

みじん切りにして、塩玉ねぎにして保存

玉ねぎの2%ほどの塩と、みじん切りにした玉ねぎをよく混ぜ合わせて、瓶などに入れてきっちり蓋を閉めて保存すれは、2週間ほどの保存が可能になります。

スープや、炒め物などに手軽に使えるのでオススメですよ!

ちょっとひと手間加えれば、ちゃんと日持ちしてくれますよ♪

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豆知識!玉ねぎを保存する際に冷凍すると「甘~く」なります。

玉ねぎを冷凍!?と思われた方。玉ねぎは冷凍出来る…というより冷凍した方が美味しさが増すんです!

一度冷凍してしまうと、繊維が壊れてしまうので、シャキシャキとした食感は残りませんので、あくまで薄切りにして冷凍保存するのが鉄則ですが、冷凍玉ねぎを料理に使うと、その甘さに驚かれるはずです。

マリネするなど、調理を加えた物なら、前日から冷蔵庫で解凍してやれば美味しく頂けますし、生の玉ねぎを薄切り冷凍した物は、加熱調理の時に冷凍のまま使えます。

我が家では、オニオングラタンスープやカレーなどを作る時は、前日にスライスした玉ねぎを冷凍しておくようにしています。そうすると、生から玉ねぎを炒めるよりもずっと速くあめ色玉ねぎが完成します。調理の時間が一気に短縮されますよ。

冷凍保存した玉ねぎを美味しく食べられる期間としては1カ月を目安にしてください。長期保存ができる上に、旨味が増して、時短にもなるなんて、冷凍庫を使わない手はありませんよね!

まとめ

夏場は、常温保存には向きませんが、ちょっとした手間をかけるだけで、やっぱり長持ち食材の玉ねぎです。冷凍保存にいたっては、冬場でもわざわざ冷凍したくなるほど美味しくて便利ですので、試してみていただきたいです。

これで、夏場も安心して玉ねぎを購入しておけますね♪

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