紅茶ってみんな同じじゃないの!?よく聞く2種類の違いを徹底解説!

最近では紅茶専門店もあちこちにありますが、一口に紅茶と言ってもダージリンや、アッサム、アールグレイなどいろいろな種類があります。紅茶の種類が豊富な喫茶店に行くと、どれを飲もうか迷う方も多いのではないでしょうか?

お茶の中でも世界中で最も消費されているのが紅茶です。
私たちの生活に身近な紅茶ですが、詳しいことは意外と皆さん知らないのではないでしょうか?

今回は数ある紅茶の中でも、よく名を聞くけど誤解されていることが多い「セイロン」と「アールグレイ」について詳しくご説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

産地の標高によって紅茶の種類が分かれる「セイロン」

セイロンティーは1つではないとご存知でしたか?

セイロンはスリランカでとれる紅茶の総称で、三大銘茶のウバもセイロンティーに入ります。なぜセイロンティーと呼ぶのかというと、スリランカは1972年まで「セイロン」と呼ばれていたからです。

セイロンは紅茶の香りと味わいのバランスがよく、最もポピュラーな紅茶の一つです。

セイロンの中でもポビュラーなものをご紹介していきます。

ウバ

ウバは世界三大紅茶のひとつと言われており、爽快な渋み、特有の香気とコク、明るい真紅色の水色が特徴です。
しっかりとした味と深い渋みがあるのでストレートがお勧めですが、ミルクにもよく合います。

ディンブラ

別名「セイロンティー」の王者と呼ばれ、しっかりした味とコクのある渋みが特徴です。
バランスがとれているので、ストレートだけでなくミルクティー、アイスティー、アレンジティーなどにしても楽しめる守備範囲の広い紅茶です。

ヌワラエリア

スリランカで最も標高の高い産地で栽培される茶葉を使った紅茶です。
清々しい香りと、緑茶に似た適度な渋みがあり、ストレートティーとして楽しむのが最適です。

キャンディ

渋みが少なく、とてもマイルドな味わいの紅茶です。
キャンディの紅茶は、ブレンドのベースとして様々な場面で使われており、日本人が抱く「紅茶」のイメージに最も近い風味になります。
ストレートティー、ミルクティー、レモンティー、アイスティーなどどのように飲んでも美味しく飲むことができます。

ルフナ

スリランカ南部で栽培されている茶葉を使った紅茶で、コクがあり、はちみつを焦がしたような香ばしい甘い香りが特徴です。
渋みが少ないためミルクティーが合います。

スポンサーリンク

紅茶の茶葉の種類ではなかった?「アールグレイ」

「アールグレイ」を知らない人はいないと思います。

あまりにも有名なので紅茶の茶葉の種類かと思ってしまいますが、実はフレーバーティーの一種であり、茶葉の種類の名称ではありません。

フレーバーティーというのは、花やフルーツの香りを茶葉に付加したものになります。
アールグレイはピーチティーやアップルティーの仲間になるわけです。
アールグレイはベルガモット(ミカン科の柑橘類)のフレーバーをつけたものになります

ではなぜ「アールグレイ」と言うのでしょうか?
実はこれ、人の名前で、アールグレイの「アール」は「伯爵」という意味です。

昔中国に外交で訪れていたイギリスのグレイ伯爵(チャールズ・グレイ)が中国の古文書から見つけた紅茶に香りをつける方法を本国に持ち帰り、ベルガモットの香りをつけて広めたのが始まりだそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

セイロンティーと言ってもいろいろな種類があること、アールグレイはフレーバーティーの一種であることなど初めて知ることも多かったのではないでしょうか?

知っておくと紅茶を選ぶのが楽しくなりますね。

紅茶にはいろいろな種類があり、香りや風味も様々なので自分のお気に入りの紅茶を見つけてみてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする