お部屋の中で大きな面積を占める床と壁、傷んできたり汚れが目立ってくるとお部屋全体の印象も暗くなりがちです。
逆に、築年数が経っているお家でも、床と壁がきれいなら、築年数を感じさせないくらい新しく見えるものですよね。
そこで今回は、お部屋の印象がガラッと変わる床と壁のリフォームについてお伝えしていきます。
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リフォームの相場が知りたい!床の張替えは…
まず、実際に床と壁をリフォームするときには、どちらを先にすればいいのでしょうか?
両方をリフォームする場合は、まずは床、次に壁、という順序ですすめることが多いようです。なぜなら、床に比べて壁はとても養生しにくいからです。
壁を先にきれいに張り替えてしまった場合、床の張替作業中にせっかくきれいにした壁に誤って傷をつけてしまうことも…。そんな残念な結果にならないためにも、基本的には床からリフォームする方がおすすめです。
床からリフォームすることが決まったら、次に気になるのは料金ですよね。どんな床材を使うか、また、もともとの床は何かによっても料金は違ってきます。
まず床材ですが、人気なのはやはりフローリングで、素材は大きく分けると合板と無垢があります。
合板は傷がつきにくくて後々のメンテナンスがしやすく料金も安いのが魅力です。一方、無垢は合板では出せない、天然の木の良さを感じられる色合いや触り心地でデザインもおしゃれなものが多いのが魅力です。
ただ、傷や汚れはつきやすく、水分を含むと変形してしまうこともあります。また、合板に比べると料金も高めです。
リフォーム会社のショールームやホームセンターなどで見本が見られるところもあるので、実際に見たり触ったりして好みのものを選びましょう。
次に、もともとの床の素材別に見ていきましょう。畳からの張り替え、クッションフロアやカーペットからの張り替え、そしてフローリングからの張り替え、という3パターンくらいが多いかと思います。
この3パターンの中で言うと、料金が一番高くなるのは畳からの張り替えの場合でしょう。
畳からフローリングにするには、高さを揃えるために下地調整が必要になってくるからです。
次に、フローリングからフローリングへの張り替えは、もともとのフローリングを剥がしてから張り替えるか、もともとのフローリングの上に新しいフローリングを張るかによって値段が大きく変わってきます。
重ね張りする方が安くおさえられますが、下地の補修ができなかったり段差がついてしまうというデメリットがあります。
そして、一番安く済むのはカーペットやクッションフロアからの張り替えの場合でしょう。カーペットやクッションフロアは簡単に剥がすことができるので、工賃も比較的安くおさえられます。
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簡単リフォーム!床のDIY材料の種類と張り方
費用をなるべくおさえたい人は、DIYしてみるのはいかがでしょうか?
最近はホームセンターや通販などでも色々な種類の床材が売られていて、初心者でも挑戦できるようなスターターキットなどもあります。
その中でも、初めて床の張り替えに挑戦しようと思っている人におすすめなのは、クッションフロアです。
クッションフロアは、傷や汚れが付きにくくて水にも強くメンテナンスしやすいというのが一番のメリットです。
デザインも、木目調から石目調など様々な柄があり、選ぶのも楽しいと思います。
施工方法も、ボンドでつけてカッターなどで切るだけ、と簡単です。詳しい施工方法はこちらのページに載っていますので参考にしてみてくださいね。
まとめ
毎日見ていると気づきにくいですが、お部屋の床や壁は意外と汚れや傷がつきやすい場所です。
しかも、お部屋の中で大きな面積を占めているので、床や壁の印象がそのままお部屋全体の印象にもつながりますよね。
床と壁をお気に入りのデザインのものに張り替えて、毎日のおうち時間をもっと素敵な時間にしてくださいね。
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