梅雨や夏の湿気の多い時期、お布団のカビやダニが気になりますよね。1日の三分の一ちかい時間を過ごすお布団ですから、安心して眠れるようにしておきたいところです。
ところが…湿度の高い時期のお布団には1平方メートルに10万匹のダニがいるというデータもあるんです。考えただけでゾッとしますよね。
特に敏感な子ども達のお布団は、ハウスダストアレルギーを防ぐためにも綺麗に保ってあげることが大切になってきますが、外に干せる機会の少ない梅雨時期などは一体どうすればよいのでしょうか?
ダニ退治に有効な方法として、「掃除機をかける」のが有効だとされています。
今回は、ダニ退治に効果的な掃除機のかけ方のポイントをご紹介していきます。
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掃除機はゆっくり動かす
忙しい主婦としては、掃除機掛けはさっと終わらせてしまいたい家事の一つではありますが、ダニ退治の掃除機はいつものお掃除とは別物と考える必要があります!
床を掃除する時のように、何度も同じところを往復させるのではなく、同じところへの吸引時間を長く取るように、ゆっくりと動かしていくのが効果的とされています。
その場その場のダニを一匹残らず退治するつもりで、ゆっくりと吸い込んでいきましょう。
掃除機は表からも裏からも
一通り表面を掛けたし、OK!ではないんです!お布団には厚みがあるので、残念ながら片側からだけでは下の方のダニやほこりまで吸い込み切れません。両側から挟みうちにして全滅させるつもりで、全ての面に掃除機をかけるようにしましょう。
可能ならば3日に1度。最低でも週に1度
掃除機で吸い取れるダニは、死骸や糞がほとんどで、生きているダニはしがみついているので、簡単には離れてくれないようです。ですから繰り返し吸い取り続ける事で、ダニの絶対数が減っていく。という仕組みと捉えるようにしましょう。1度掛けて安心してしまうのではなく、繰り返すことで効果が上がるものなので、出来るだけ高い頻度で掛ける方が効果が期待できますよ。
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布団に掃除機をかける時は事前に高温でダニを殺すと効果的!
先程もお伝えしたように、生きているダニは、掃除機で数だけでは除去できないのが現実です。という事は、ダニを殺してしまえば、掃除機で吸い取れるという事になりますね。
ダニを殺す方法として、有効なのは高温にさらす事です。ダニは、高温に弱い生き物で、50℃以上で20分から30分。60℃以上なら即死というデータもあります。
身近にダニ退治が出来る物としては、コインランドリーの高温乾燥などを利用するのが良いでしょう。
コインランドリーで20分から30分熱され、ダニが全滅したところを、掃除機で吸い取れば、一度にほとんどのダニを除去することができそうですね!
布団の布の吸い込みには掃除機のノズルにストッキング!?
布団に掃除機をかけるうえで、ストレスになるのが、あの布の吸い込みですよね!?
ものすごい音と共に、全く動かなくなるノズル。掛けている人間がイライラするだけでなく、掃除機のモーターにもすさまじい負荷がかかってしまいます。
そんなストレスを簡単に解消する方法として、ノズルにストッキングを被せて、掃除機をかけるという方法があります。
読んで字のごとく、この方法なら確かに布を吸い込まずに、細かいダニやほこりは吸い込んでくれそうですね。穴が開いて履けなくなってしまったストッキングがあれば、是非試してみられてはいかがですか?
まとめ
ただ掃除機を、ガンガンかければ良い。という訳ではなかったんですね。ゆっくりと丁寧にを忘れないようにしましょう。
そして、掃除機を頻度高くかけるのが面倒ならば、熱との合わせ技にすることで、一気にダニの除去が出来るということが分かりましたね。
身近にある道具を使って、ダニの脅威から家族を守りましょう!!
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