なんだか最近、換気扇の音がうるさい。料理の煙や臭いが残りがち…そんな現象が起きている方はおられませんか?原因として、換気扇が汚れてしまい機能が落ちている可能性が高いです。
とはいえ、手の届く範囲の掃除と違い、換気扇の掃除は年末大掃除や、よほど時間のある時にしか出来ないですよね…
掃除しない間隔が長い分、蓄積された汚れが固まって、余計に掃除に時間が掛かってしまうという悪循環。その中でも、お掃除の邪魔をするのがベタベタの油汚れの存在ですよね!?
油汚れを落とすには、強力な洗剤が必要なイメージがあるので、頻繁には使いたくないのが現実。そんな常識を覆してくれるのが、環境にも優しい「セスキ炭酸ソーダ」と呼ばれる洗剤です!
今回は「セスキ炭酸ソーダ」の特徴や、お掃除方法をご紹介します♪
弱アルカリ性の洗剤
高い洗浄力を持っている洗剤ですが、成分が「弱アルカリ性」の性質を持っているため、肌や環境に優しいのが特徴です。手荒れの心配が無くなるので、掃除に対するハードルが下がるかもしれません!
水に溶けやすい
水に簡単に溶けてくれるので、手軽に使用することが出来ます。ガンコな汚れにはお湯が効果的です。
常温保存OKで変質しにくい
一度買っておけば、長期間常温での保存が可能です。ふと汚れが気になった時、すぐに使えるので便利ですね。
色々な場所に使用可能
皮脂や血液を落としてくれる効果も持っていますので、洗濯を始めとして、様々なお家のお掃除に使えます。一つで何役もしてくれるのは嬉しいポイントですよね。
「セスキ炭酸ソーダ」の特徴をまとめると、簡単に使用する事が出来、手肌や環境に優しいのに、抜群の洗浄効果を持った洗剤。という事ですね!
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換気扇掃除で使われる「重曹」との違いは?それぞれの性質を紹介
近頃、お掃除グッズの中でよく耳にする「重曹」。では「セスキ炭酸ソーダ」と「重曹」はいったい何が違うのか?いくつかのポイントに絞ってご紹介します。
まずは、水との相性について。
「セスキ炭酸ソーダ」は水に溶けやすい。と前項でご紹介しましたが、「重曹」は反対に水に溶けにくいという性質を持っています。一見、使いにくいように感じてしまいがちですが、溶けにくさにもメリットはあります。
さらさらに溶けてしまいにくいので、クレンザー的な使い方をする事が出来るという大きなメリットがあります。完全に溶けきっていないので、流れてしまわないので、放置しておくのに便利ですよね。
使う場所や汚れによって、どちらが良いかは変わってくるという事になります。
次に、洗浄力の比較です。
タンパク質や油汚れに対する洗浄力で言えば、「セスキ炭酸ソーダ」の方が上回っているというデータがあります。しかし、ガンコな焦げ付きや水垢などを落とすのであればここでも「重曹」が使えます。やはりクレンザー的な役割が大きいと言えるでしょう。
最後に、手肌や環境への影響について。
「セスキ炭酸ソーダ」が弱アルカリ性とお伝えしましたが、同じく「重曹」も弱アルカリ性の性質をもっています。どちらかと言えば、セスキ炭酸ソーダの方がアルカリが強いので、僅差で重曹の方が肌に優しいです。
しかし、「重曹」には注意しなければいけない点があり、お湯に混ぜると性質が一気に変化する。というところです。高温のお湯に混ぜると炭酸ソーダとなりアルカリ度が一気に高くなります。
こちらも使い方によって大きく変わってきますので、使い分けましょう!
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お湯を使うのがポイント!セスキを使った換気扇掃除のつけおき法
頑固な汚れには、セスキのお風呂に浸けてやるのが効果的!熱湯でなくても良いので、50℃以上のお湯を用意し、セスキを溶かせば準備完了!
1時間以上は放置しましょう。物にもよりますが、2時間から様子を見て6時間程度まで放置。すると、明らかに汚れが浮いているのが分かります。
多少はこすらないと落ちない部分もあると思いますが、浸ける前と比べると雲泥の差!簡単に落ちてくれるので、気持ちがいいですよ!ただし、アルミには使用できないので、換気扇の素材には注意が必要です。
まとめ
肌にも環境にも優しいのにいい仕事する「セスキ炭酸ソーダ」試してみたくなりませんか?
強力な洗剤に比べて負担は少ないですが、アルカリの性質を持っているので、念のためゴム手袋の着用はオススメします。特にお湯で浸け置きする時は、手荒れに注意してください。
汚れが綺麗に落ちるのが、きっと癖になりますよ!
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