失敗しないアスパラの育て方!種から挑戦したい方へ!

お家でアスパラを育てようと決めたのなら、まずはスタートラインを決めなければいけません。それによって園芸店などで購入する物も変わってきますよね。

自家製アスパラを栽培する方法としては「種」から育てる場合と、「苗」から育てる場合。そして「大苗」からスタートする場合の大きく分けて3種類あります。

1番簡単なのは大苗から育てる方法ですが、徹底して「自家栽培」にこだわりたい方は、当然タネからチャレンジしようと考えている方も多いのではないでしょうか?

アスパラは苗を育てるのがとても難しいと言われていますが、成功した時の達成感が大きいのも事実です。

今回は、タネから挑戦する方に、成功のポイントをご紹介していきたいと思います。

温度管理が大切!

タネから育てる場合、まずは発芽しないと何も始まりませんよね!?

アスパラの発芽には、発芽しやすい温度が重要になってくるので、温度管理を徹底しなければなりません。適正温度としては28℃~30℃で、期間が短くても2週間程度は必要になります。

ですから、気温が低い時期に種を蒔いてしまうと、発芽率は下がってしまうので注意しましょう。

タネは蒔く前に、3~5日間水に浸けます

発芽のポイントとしては、タネを十分にふやかしてやる必要がありますので、水に浸けておきます。タネを蒔いてからも、土を枯らさないように、水やりをしっかりと行うこともポイントです。ただし、根腐れを防ぐために、水はけの良い環境に蒔いていきましょう。

プランターの場合は3㎝間隔で1粒ずつ蒔きましょう

1つの穴に2つ蒔かないように注意しましょう。成長後に間引く際に困る事になりますので、1粒ずつ点蒔きが鉄則です。

とにかく発芽のポイントとして管理が難しいのは温度という事ですね。後の条件は人為的になんとか出来ますが、気温は管理に限界がありますからね。ゴールデンウイーク前後あたりがベストな気温ではないかと思います。

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アスパラの育て方で注意したい日当たり!一年中明るい場所に種をまこう

アスパラは、日当たりの良い場所を好む植物です。ですから、植える場所は年間を通して日当たりの確保できる場所を選びましょう。

ただ、いくら日光が好きとはいえ、近年の夏の異常な暑さを考えると真夏の直射日光が良いとは思えませんよね。あまりにも強い日差しは、葉の部分を傷めるおそれがあります。

真夏の時期には、プランターを移動して、明るい日陰に置いてやるようにしましょう。
太陽は好きだけど、猛暑はちょっと…と、人間と同じ感覚を持っているのかもしれませんね。

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アスパラの一大産地は北海道!育て方のコツと対策をつかめば冬も怖くない!

さて、夏の対策は前項でお伝えしましたが、今度は反対の寒さについてです。

アスパラは北海道でもたくさん栽培されていますので、寒さに勝てる強さを持っているということになりますよね。では、どのような手助けをしてあげれば越冬する事が出来るのでしょうか?

プランターの場合なら、室内の日当たりの良い所に持ち込んであげるのが1番簡単な方法です。人が生活できる環境ならアスパラも大丈夫という事ですね。

外で栽培している場合は、株元へ土寄せをして寒さから守ってやります。寒い地方ほど、土寄せをする量を増やして、しっかりと寒さから守ってあげましょう。

3月頃になり寒さのピークを通り過ぎたら、寄せた土を戻して、発芽出来る環境を整えてやるのを忘れないでくださいね!寄せた土が逆に萌芽の妨げになってしまいます。

まとめ

アスパラをタネから育てるのには多少手を掛けてやる必要があるという事がお分かりいただけたでしょうか?中盤でもお伝えしましたが、人間が辛い環境はアスパラも辛い。という事。ですから、天気予想の気温とにらめっこしながら、周りの環境を変えていけば、タネからの栽培も上手くいくと思います。

手の掛かる子ほどかわいい。アスパラにも同じことが言えそうですね。

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