猫の鳴き声というと思い浮かぶのは「ニャー」ですが、実際に猫と接していると色々な鳴き方をしますよね。猫の飼い主さんの中には、猫が何を言いたいのか分かるし会話もできる、と豪語する人も珍しくないですよね。
筆者も猫を飼っていますが、毎日の色々な要求やあいさつに、とてもバリエーション豊かな鳴き方でコミュニケーションをとってきてくれます。
何か伝えようとしてくれてるのは分かるけど、何を言っているのかが分からないとちょっともどかしいですよね。
そこで今回は、猫の色々な鳴き声に込められた意味を徹底解明していきます。
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猫は鳴き声で気持ちを表現している!目的をくみ取ってあげよう
飼い猫は鳴くことでコミュニケーションを取ろうとしますが、もともと猫は単独行動をする動物なので、あまり鳴きません。
鳴くことで獲物を逃がしてしまったり、敵に見つけられてしまうデメリットが多い上、猫同士では鳴くよりもボディランゲージや匂いをやりとりすることでコミュニケーションを取ることが多いからです。
そんな本来は無口な猫たちですが、人間と暮らす猫たちは、人間とのコミュニケーションのために鳴いているようです。
私たちに何か伝えたいことがあって鳴いているんだと考えると、よりかわいいですよね。そしてそんな時、何が言いたいのか分かってあげたいですよね。なぜ鳴いているのか、その目的をくみ取ってあげましょう。
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猫の鳴き声にはこんなに種類が!よく聞く鳴き声6パターン!
猫が鳴く目的は大きく分けて3つあります。
- 1つ目はあいさつや好意を伝える時、
- 2つ目は要求、何かしてほしいことがある時です。
- 3つ目は、ネガティブな感情を伝えようとしている時です。もうこれ以上構ってほしくない時、嫌だという感情を伝えたい時です。
それでは、それぞれ具体的に見ていきましょう。
まず「ニャッ!」と短く高い声で鳴くのは、飼い主さんやそのほかの親しい間柄の人に向けてのあいさつです。名前を呼んだら「ニャッ!」と言ってくれる時は、「なに~?」と返事してくれているということですね。
筆者の猫は、名前を呼んだらこの鳴き方で返事をしてくれる時もありますが、何度も呼ぶと鬱陶しいのか、しっぽや耳だけ動かすこともあります。かわいいからといって無意味に何度も呼んではいけませんね。
次に、「グルニャーン」と高い声で鳴いたり「グルルルル・・」などと喉を鳴らすのは、甘えたい時です。撫でてほしかったり遊んでほしかったりなど、何か構ってもらいたい時にはこのような鳴き方をします。
鳴きながら頭をゴツッとぶつけたりスリスリしてくることもあります。こちらもとっても癒されますよね。こんな時はやさしくなでてあげましょう。
ここで注意したいのは「グルルルル・・」と喉を鳴らすのは、不安な気持ちを伝えたい時にも使われる、ということです。周りの状況などを見て、どっちの気持ちを伝えたいのかくみ取ってあげましょう。
人間には聞こえない高周波数で鳴くこともあります。私たちには聞こえないので、まるで口パクしているように見えますが、この鳴き声をされたら飼い主さんレベルに好かれていると言ってもいいでしょう。最高の愛情表現で、とっても甘えたい時や、相手のことをすごく大好きな時に見せてくれる鳴き方です。
また、「ニャーー」「ニャーーン」と高く長めに鳴くときは何か要求があるときです。筆者の猫の場合は、エサを入れている戸棚の前で「ニャーーン」というのはご飯がほしい時、自分では開けられないドアの前で鳴いているのはドアを開けてほしい時です。これも状況によって、何をしてほしいのかくみ取ってあげましょう。
「ウーッ」と低くうなるような鳴き声は、もうこれ以上構わないでほしい、近寄らないでほしいという時です。人見知りが激しい場合など、知らない人に対してすることがあります。この鳴き声を聞いたらもう一切近づかず構わないようにしましょう。構わず近づくと攻撃されてしまう可能性もあります。
「シャー!」と鳴くのは、先ほどの状態からさらに相手が近づいてきたり構おうとした時です。この鳴き方をしている時にはその猫は敵意をむき出しにして興奮状態になっているので、対応を間違うと飼い主さんにも襲いかかることもあります。猫が嫌がっている原因となっているものや状況を即座に排除して、猫が落ち着くまで一人にしておいてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?聞いたことがある鳴き声はありましたか?自分とコミュニケーションを取ろうとしてくれているんだと思うと、かわいい猫がさらにかわいく感じますよね。ぜひ猫の色々な鳴き声を聞き分けて、猫ともっと仲良くなってくださいね。
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