張り切りすぎないで!気楽に続けられる「読書ノート」の書き方

今までに、読書ノートをつけたことがありますか?
せっかく本を読んだのだから、記録をつけようと思って始めてみたものの、数冊で挫折してしまった、という方も多いのではないでしょうか。

別に仕事ではなく、趣味ですることなので、ストレスが溜まるのであればやめたほうがいいことは事実ですが、案外やり方を変えてみたら続くかもしれません。

そこで今回は、気楽に続けられる読書ノートの書き方をご紹介します。

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書きやすいレイアウトで快適に!初心者向けの読書ノートおすすめ3点

読書ノートを気楽に続けるには、一体どういうことに注意して書けばいいのでしょうか。初めて読者ノートをつける、という方に向けて大事な3点をお伝えします。

まずは、書く気力がないときは、タイトルと読み終えた日だけの記入にする、ということです。

やる気にあふれている今、こんなことを言われると拍子抜けしてしまうかもしれませんが、正しい書き方にこだわるよりは、続けることが大事です。

読書ノートが続かない大きな一因は、完璧主義です。記録をつけていくからには、毎回美しいレイアウトできっちり書いていきたい、と誰しも思うかもしれませんが、きれいに書くにはそれなりに時間が必要です。

毎回それだけの時間を割くことができるでしょうか?疲れて眠い時もあるし、急な付き合いで時間が取れなかった、ということももちろんあると思います。

今日は書けないから今度時間がある時にゆっくりきちんと書こう、と思って後回しにしてしまう。そういったことが重なると、ノートを再び開くのがとても億劫になってしまいます。

そういうことにならないためには、完璧主義にならず、疲れていたりして書きたくないときは、タイトルと読み終えた日だけを書く、と決めておくことをおすすめします。

不思議なことに、読書ノートは、短時間でも毎日開いていると、気軽に開くことができますが、数日開かないと、途端に敷居が高くなってしまいがちです。

大切なのは続けること。続けていれば、疲れている時でも、書きたい!という欲求が自然と出てくるようになるでしょう。

次に、感想は、率直に自分が思ったことを自分の言葉で書くことです。

学校に提出する読書感想文のように、理路整然と感想を書く必要はありません。つまらなかったら、その一言だけでもいいし、箇条書きでもいいのです。誰に見せるわけでもないので、とにかく自分が何かしら思ったことを何でも書いてみてください。

同じ本でも、20代で読んだ時の感想と40代のそれとは、だいぶ違ってくるはずです。その時の自分がどう思っていたのかは、その時しか実際には分かりません。ぜひ、ためらわずに率直な自分の感想を書いてみてください。

そして3点目は、共通項目と追加項目の区別をつけて、基本的には共通項目だけ書くことです。

共通項目としては、タイトル、作者、翻訳者(海外小説などの場合)、初版発行年、読み終わった日付、感想、という項目をおすすめします。タイトル~初版発行年までの情報は、本の最後のページの奥付というところにまとめて書いてありますので、そちらを見てくださいね。海外小説などの場合は翻訳者によって違いがあり、読み比べることもあるかもしれないので、翻訳者まで書いておくことをおすすめします。

追加項目は、共通項目とは別に書きたいことがあった場合に好きな項目を作ってみてください。例えば、好きな言葉や文章があったときに、それを抜き書きしてみたり、その本の中で描かれたり触れられたりした社会現象や風習などで気になることがあったときに、調べてみたり。

共通項目ではカバーできないことがあった場合だけでいいので、項目を好きなように付け足してみてください。

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読んだ本のことがしっかり頭に入る読書ノートの例2つ

それでは、実用書を読んだ時と小説を読んだ時のそれぞれの読書ノートの具体例を見ていきましょう。

  • 実用書を読んだ時
    共通項目の、タイトル、作者、初版発行年、読み終わった日付、感想を書きます。実用書の場合は、翻訳者違いで同じ本が出ていることは少ないので、翻訳者までは書かなくてもいいかと思います。追加項目としては、その本で作者は結局何が言いたかったのか、ということと、そのことを自分は実行しようと思うか、とその理由について書きます。
  • 小説を読んだ時
    共通項目を同様に、海外小説の場合は翻訳者も書きます。追加項目は、一番好きな人物、嫌いな人物、自分と似ている人物、正反対の人物などがいたら、その人物の名前とおおまかな人物像などを書いておきます。できれば、その理由も。また、もし絵をかくのが好きなら、その小説に出てくる物や人、または好きな

まとめ

場面などの絵を描いてみるのも面白そうですね。

読書ノートをつけると、自分の考えを客観的に整理でき、また、将来見返した時にもきっと新たな発見があると思います。

ぜひ、完璧を目指さず、肩の力を抜いて気楽に自分のペースで記録してみてくださいね。

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